『カリフォルニア物語～吉田秋生～』

吉田秋生さんといえば、少女マンガの大御所の一人ですな。

「バナナフィッシュ」は名作なり。

昨日図書館で借りてきて一気読み☆

吉田秋生さんといえば鋭い目とリアルな描写で、一見少女マンガとは思えない絵柄ですが、初期の作品ということもあり、やわらかい感じの絵柄に驚きました。→一巻と最終巻の絵柄がむっちゃ違うけど…

夢のカルフォルニア。

カルフォルニアから逃げてきた家出少年ヒースと、カルフォルニアに憧れるＮＹ子のイーヴ、ＮＹの貧民街を舞台に繰り広げられるヒューマンドラマです。

読み終わった後、なんかすっごい切なくなりました。

特にヒースとイーヴの関係が(>_<)

こんなラスト想像してなかったよ…！！

マラソンの折り返し地点で、折り返さずにそのまま真っ直ぐヒースが走り抜けるシーンがこの作品を象徴していると思います☆

ひさびさに心にズガーンとくる作品に出会いました。

余談ですが、吉田秋生さんはこの作品を二十歳のときに描き始めたそうです。

す…すごいなぁ…(゜o゜)

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